指輪のクオリティは素材にある! - クロムハーツ職人の手作り指輪は難易度が高い

HOME » 手作り指輪とクロムハーツ » 指輪のクオリティは素材にある!

指輪のクオリティは素材にある!

指輪を極めるなら素材を極めよ!

指輪のクオリティを大きく左右するのは、使われている素材にあります。極論を述べてしまうと、昨日今日と指輪職人になった人であっても、最高の素材を使えば最高の指輪に仕上がるでしょう。
では指輪において、最高の素材とはどんな素材を指すのでしょうか。正解がないのでかなり難しい話になるものの、少し掘り下げてみます。

高純度の素材について

指輪において最高の素材。人によっては「高純度の素材」と答えるかもしれません。指輪に使われる素材の多くは、合金となっています。シルバーアクセサリーとして世界的に有名なクロムハーツの場合、使われているのは「シルバー925」と呼ばれる高純度シルバーです。シルバーは大変柔らかい素材となっており、本来であればアクセサリーに向かない素材となっています。そこで他の金属を混ぜ合わせてほどよい硬さにしてから、アクセサリーに加工するのです。

高純度素材のメリットとデメリット

高純度の素材は、素材本来の輝きが堪能できます。事実として、高純度素材を用いているブランドは、クロムハーツだけでなく世界の名だたるブランドが採用しています。美しさが際立つため、使う側にとっての高純度素材は最高の素材と言えるでしょう。
しかし職人の観点から見ると、扱いにくいことこの上ありません。指輪のような小さいアイテムを作り上げるとなると、相当に高い技術が必要となります。また大変柔らかい素材であるので、取り扱いには注意が必要です。クロムハーツのような繊細なアイテムとなると、より慎重になる必要が出てくるでしょう。

低純度素材が良いのか?

では逆に低純度の素材が良いのかと問われると、何とも言えないのが正直なところです。低純度の素材は大変扱いやすく、担当する職人の負担にもなりません。値段も安いので、使う人にとってもありがたい存在と言えるでしょう。
しかし素材本来の輝きはなく、高純度のものと比べると安っぽい印象は否めません。手軽さを取るのか、本物を取るのか。こればかりは個人の判断に委ねられるのです。