ゴールドについての深堀り - クロムハーツ職人の手作り指輪は難易度が高い

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ゴールドについての深堀り

クロムハーツにはゴールドの指輪もある

クロムハーツと言えば、クールに輝くシルバーのアクセサリーを思い浮かべることでしょう。90年代に日本へやって来たクロムハーツ。他のブランドにはないシルバーの独特の輝きは、一大ブームとなったほどです。
しかし、クロムハーツにはシルバーとは別にゴールドのアイテムもございます。全く同じデザインの指輪でも、シルバーとゴールドとでは全く違う印象に。ではゴールドとは、どういう素材なのでしょうか。「分かっている」という声も聞こえてきそうですが、深く掘り下げてみます。

意外と知られていない正真正銘本物のゴールド

ゴールドがどういった素材かについては、説明するまでもないでしょう。しかし、正真正銘の本物の「金」については意外と知られていません。多くの人が想像するゴールドは、人の手が加わった加工品だからです。
多くのゴールドは、鉱物の中に紛れ込んでいます。ゴールドが入っている鉱物を掘り出し、人の手でゴールドだけを抽出。後は加工をして後に、市場へと回します。自然の中の金はゴツゴツしているものの、本来持つ金の輝きがございます。あまりにも見事なもので、思わず見とれるほど。

指輪に使われているゴールドの秘密

鉱物の中からゴールドを抜き出しても、そのままアクセサリーにするわけではございません。そもそもゴールドは大変柔らかい素材になるため、アクセサリー加工には向いていないのです。そこで他の金属と掛け合わせ、ほどよい硬さにしてからアクセサリーに加工するのです。
多く出回っているゴールドは、18kと呼ばれるもの。75%の割合でゴールドが入っており、残りの25%は他の金属(わりがね)となります。

クロムハーツの場合

クロムハーツの指輪の場合、使われているゴールドは22kです。22kの場合、ゴールドが入っている割合は91.6%。かなり柔らかく、クロムハーツ独自のデザインに加工するのは、大変だったはず。しかし見事に実現させているため、職人の腕の凄さには思わず脱帽物。
なお使用されているゴールドの種類は、刻印から判断できます。クロムハーツの場合は、指輪のどこかに「22k」と記載されているはずです。